STORY
交錯する二つの世界。
紫煙の刃が、紅蓮の絆を切り裂く。
能力者育成の名門・芋毛学園。
カースト1位の座を懸け、切磋琢磨する珍毛燃男、銀木闇、先走早郎、栗戸立志の4人。
日々の激闘と馬鹿騒ぎの裏で、彼らは確かな絆を育んでいた。
しかし、その日常は突如として崩壊する。
上空に開いた次元の裂け目「ゲート」。そこから現れたのは、並行世界の芋毛学園である「芽吹学園」の精鋭部隊だった。
彼らの目的は、この世界を支配下に置き、強大なエネルギー源を収奪すること。
先陣を切る指揮官・珍毛 爆。
燃男の兄に酷似した面影を持つその男は、燃男の操る赤き炎をあざ笑うかのように、不気味な紫色の炎を操る。
「貴様の炎は、ただのチン毛に過ぎない」
爆の圧倒的な実力差の前に、燃男の炎は鎮火され、学園は制圧された。
地下へと逃げ延びた燃男たちは、絶望の淵に立たされる。
だが、仲間たちの瞳は死んでいなかった。
鉄壁の守護、神速の連撃、そして虚実入り乱れる策謀。
それぞれの「能力」と「覚悟」を武器に、彼らは再び立ち上がる。
なぜ、爆は兄の顔をしているのか? 並行世界が意味するものは何か?
そして、燃男が極限状態で掴み取る、進化の先にある「答え」とは――。